上野誠治 平方メートルと坪の関係

面積の400uは121坪となり、丁度数字の区切りが良いことを再認識しております。
確認
11間×11間=121坪
20m×20m=400平方メートル
上記は同一面積です。
皆さんはご存じかどうかは知りませんが、

もちろん、これに法的拘束力をかぶせるわけではありません。
一つの定義です。
ここでは、
その数値の歴史的背景については、省きます。
丁度数字の区切りが良いので、覚えやすいと思います。

では100uを坪に換算する場合には次の算式を利用します。
換算率は 121/400 です。
121坪÷400u= 0.3025
この 0.3025 の数値が坪あるいはuに換算する場合の基準となります。

例えば 100u ×  0.3025 =  30.25坪です。
逆の場合 30.25坪 ÷ 0.3025 = 100uです。
従って 0.3025 の数値を掛け算にするか割り算にするかで、坪数やu数が出ます。

メートル数値と間(けん)数値の関係
まず6尺は1間で1.8181818........mが正確ですが、
通常の建築物、特に木造に於いては端数は四捨五入されていて
1間=1.82mを多くの方が採用されています。
3尺ピッチの0.91mは端数がなくてやりやすいのですが、
その1/2=0.455mと端数のoが出てしまい面倒な事もあります。

換算の根拠を出してみましょう。
1メートル正方形の面積は1uで 0.3025坪です。
そこで、0.3025坪の数値を平方根で開きますと、0.55(間)になります。
従って0.55間は1mということが判明します。
因って間をメートルに換算する場合には 0.55 の数値が基準となります。
逆にメートルを間にする場合もこの数値が基準となります。割り算か掛け算の違いです。

例えば
10m   ×   0.55 = 5.5間 です。
1間は  ÷  0.55   = 1.81818.......m です。
1尺は1間の6分の1で、何p?
1尺÷6尺÷0.55=0.30303.....m   30.303p
家の柱の3寸5分(ぶ)は何p?
0.35尺÷6尺÷0.55=0.106060m   10.60p
1間は6尺です。1尺は10寸です。10寸は100分です。
1分は0.00303030m   3.03o
よく使われる柱の3寸3分は10p丁度です。
3寸は0.3尺÷6÷0.55=...0.090909......
3分は0.03尺÷6÷0.55=0.009090.........
..--------------------- 計0.10m つまり10p丁度です。 

歴史的背景について簡潔に追記して置きます

1尺が1メートルの10/33の根拠
律令制崩壊後は、全国一律の尺は維持されなくなり、各地で様々な尺が使われるようになった。
代表的なものが京都系の竹尺(享保尺)と大坂系の鉄尺(又四郎尺)である。
鉄尺は竹尺の1.4倍であった。
鉄尺と竹尺を平均して伊能忠敬が作ったのが折衷尺である。
明治に入り、政府は折衷尺を公式の曲尺として採用し、
1891年(明治24年)日本古来の長さの単位尺は、メートル法を基準として、1尺=10/33(m)と定義された。

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上野誠治



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